梅の和歌 花の鏡となる水は ― 年をへて花の鏡となる水は散りかかるをや曇るといふらむ

水のほとりに梅花咲けりけるをよめる 年をへて花の鏡となる水は散りかかるをや曇るといふらむ (古今集・春歌・伊勢/女性・44・9世紀) English(英語で読む) 現代語訳 水のほとりに梅の花が咲いていたのを詠んだ(歌)ながいあいだ梅の花を映し続けて花の鏡となる水は、(水に花が)散りかかることを(鏡に塵がかかるご…